スイカ愛あふれる江本農園さんの「アンテナスイカ」

スイカ愛あふれる江本農園さんの「アンテナスイカ」

スイカ愛あふれる、江本農園さんのアンテナスイカ

高知市から東へ車で約30分。

“跳ね橋”で有名な手結港のほど近く、夜須の山の上でアンテナスイカを育てている江本農園さんを訪ねました。

迎えてくださったのは、元気いっぱいの江本さんご夫妻。

山頂にある温室ハウスへ入ると、その光景に思わず驚きました。

スイカといえば地面を這うように育つものだと思っていたのですが、ハウスの中には整然と立ち並ぶ苗たち。まるで緑のカーテンのように、上へ上へと伸びています。

「立体栽培で太陽の光をたっぷり浴びせているんです。」

そう話してくださる江本さん。

さらに、一つの苗に実らせるスイカはたった一玉だけ。栄養とおいしさを一つの実に集中させることで、果肉の詰まった甘いスイカに育てています。

吊るされたスイカたちの姿はどこか愛らしく、その一玉一玉に注がれる手間と愛情が伝わってきました。

江本農園のハウススイカ栽培は約40年前、先代ご夫妻が始めました。現在は2代目の園主が、お母さまと奥さまとともに農園を守っています。

受け継がれてきた経験に加え、日射量に応じた自動潅水やハウス内の環境制御、天敵昆虫を利用した減農薬栽培など、最新技術も積極的に導入。伝統と挑戦を重ねながら、おいしく安心して食べられるスイカづくりに取り組んでいます。

農園のある夜須の山の上は、水はけの良い赤土と、降り注ぐ強い太陽が特徴。この土地の恵みもまた、甘く濃厚なスイカを育てる大切な要素です。

そして、このスイカには「アンテナスイカ」という名前があります。

立体栽培で育てた証として、収穫したスイカには主枝の一部が残されています。その姿がまるでアンテナのように見えることから名付けられたそうです。

お話を聞けば聞くほど伝わってくるスイカへの情熱。

こだわりを皆さんに伝えたいので「JAを脱藩しました。」と語る江本さんの言葉からは、作り手としての誇りと愛情が溢れていました。

高知の太陽と土、そして江本さんご家族の想いが詰まったアンテナスイカ。

ひと口頬張れば、夜須の美しい景色まで思い浮かぶような味わいです。

ぜひお楽しみください。



訪問記:
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・江本農園
・高知県香南市夜須町手結山998-2
・HP(高知で育ったアンテナスイカの通販サイト - スイカ屋えもと・江本農園


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